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【ありのままの自分、の本当の意味を知って欲しい。】

辻耀子(つじようこ)です。
 
(今日の内容は、特に、自分がイマイチ好きになれないかたへ。
全力を込めてお届けします。)
 
私ね、1999年、いきなり『見えないはずのもの』が
見えるようになったんです。
  
(大阪のビジネスホテルで、
カレーを食べていた時にそうなったので、
私の歴史上では
『江坂カレー事件』と名づけています。)
 
  
これを言うと、「うわ~うらやましい!」
と言われる事がありますが…
私の場合は、逆でした。
  
  
それまで「見えないものは信じない」
というスタンスで生きていたので、
ひどいショックがあり、受け入れがたかったのです。
  
毎晩、「明日、起きたら元に戻っていますように…」
と念じながら眠り、
翌朝起きて「まだか…」と落ち込み、
  
大病院で脳波の検査をうけたり、
「カウンセラーなのに精神病になった?」
と悩んだり、1ヶ月ほど一人で深刻に怖がっていました。
   
  
…結局、元には戻らず、今日まで生きています。
  
  
しかし、そのおかげで私は、
『人間の本質』に気づく事が出来ました。
 
“ありのままの自分”。
 
お一人、お一人の『たましいの輝き』としか
いいようのない、美しい光が、
見えるようになったのです。
  
それはもう、見事で…見事で、
あまりに美しくて、いつまでも見とれるほどの光です。
 
それぞれに個性があり、
しかし同時に優劣はなく、
全ては別々であり、同時にひとつのものです。
 
(ここのニュアンスは、言葉では表現できないです。
矛盾がでます。)
 
  
それは、ただひたすら透明感があり、
純粋で、クリアで、曇りがなく、
汚れていない。
  
  
涙がこぼれそうになるほど、見事な光です。
  
  
  
この『たましいの輝き』や、
もうひとつ、その人を守る存在の輝きなどを
見つけてからの私は、
  
今度は逆に「うっひゃああああ…!」と
驚き、感激し、エキサイトし、
  
「ああ、言いたい、伝えたい!」
「私には見える!あなたの輝きが見える!」
という具合に、
    
言いたくて、言いたくて、言いたくて…
仕方がなくなって、
その衝動を抑えるのが大変で、
困ったものでした。
  
  
(それまで、『見える』という人の事を
心の中で「ありえないから~」と
思って、斜めにみて生きてきたぶんだけ、
それが自分に跳ね返り、怖くなるわけです。
  
このジレンマは大きかったです。
  
いつも、2つの気持ちが揺れ動いていました。
 
「見えるよ!あなたの光が見えるよ!すごいよ!」
と、ちっちゃい子供のように
自慢げに伝えたい自分と、
  
「ヘンな人と思われたら、嫌われたり
仕事や生活に支障がでるかもしれない…」
  
という恐れのはざまで、
かなり長いこと、『見える』事を黙っていました。)
 
   
  
当時から私は心理カウンセラーをしていました。
  
当時は新米で、へたくそで、
相談者さんがほぼいなかったものの、
 
ここ15年ほどは、
少なくない人数の方が連絡してこられます。
 
そして私は毎日、早朝から深夜まで、
要望がある限り心理相談に応じているのですが、
 
落ち込み、悩み、苦しみ、そのさなかにいるかたが、
 
「悔しいんです、つらいんです、復讐したいんです」
と訴えるのを聴かせていただきながら、
 
その最中にも、そのかたの内側に間違いなくある
 
それは見事な…
クリアで純粋な…
 
とんでもなく透明な、『ありのままの存在』を
見つけています。
 
 
そして時に、歯がゆくなっています。
 
「ああ、この光を今すぐ目の前に取り出して、
はい、これを観て、これがあなただよ、
って伝えられればいいのになぁ」と。
 
  
「こんな自分はダメです」
「こんな自分だから、うまくいかないんです」
 
「ああ、何で私はこんな人間なのだろう」
「私は汚い人間です」
 
「私は被害者です、相手が不幸になるまで
私の幸せなどありえません」
 
「あの人が不幸になってくれれば
私は正直、すごく嬉しい。
 
…私の本性、結局これなんですよね、辻さん。」
  
 
いや、違う。
  
…確かに私も、昔は、
『江坂カレー事件』の起こる前までは、
同じように思っていました。
 
自己嫌悪の固まりで、こんな自分が嫌いで。
 
「みんな、本当の自分を知ったら、
離れていくに決まっている」
と心の底から信じていたんです。
 
 
「みんなうまくいくといいね」と言いながら、
実際には、
誰か、知人ががうまくいかなかったりすると、
それを見ながら心の中で
「ホッ」と安心する自分がいたり、
 
怒りや悔しさ、
「今に見てろ」という、やり返したい気持ち…。
 
「自分だけがトクしたい気持ち」。
そんなものを心に隠し持っていました。
 
 
そして、
自分の心の中にある怒りや、黒いもの。
『それこそが、自分の本性』と信じていました。
   
  
  
だからね、
相談者さんの気持ち、自己嫌悪、自己否定感…
痛いほどわかります。
昔の自分と同じだから…。
  
  
でも、今の私は、こう伝えたいのです、
 
“ありのままの自分” とは、
あなたの肉体に付随する『エゴ』の事ではないよ。
 
それは、あなたの『本質』ではない。
  
  
たとえば、
「本当は、今の会社が嫌でたまらないんです。
でもこれが正直な気持ちです、
これがありのままの自分なんです」
とか、
 
「でこもぼこもあるけれど、
これが自分なのだからしかたがない、
これがありのままの自分なのだから」
とか、
 
「他の人より優れていたい、お金も欲しい、
ぜいたくしたい、もっと言えば、
仕事になど行きたくない。
でもそれがありのままの本心です」
とか、
 
そんな風に、『ありのままの自分』という
言葉を使う人がいるけれど、
  
これらすべて、
“ありのままのあなた”ではない。
  
  
これらは、単なる『エゴ』です。
 
肉体に付随する、『生存本能』からくる
感情的な(脳科学的な)反応にすぎない。
 
  
  
本当の、“ありのままのあなた” は、
あなたがまだ見つけていない、本当のあなただ。
 
一人ひとり、見事な輝きを放っています。
そしてあなたは、あなた独自の光を持っている。
 
他の誰でもない、見事な光を。
 
(しかし同時に、何者でもない光を。
超我の領域の光を。)
 
 
もしもあなたが、自分の中にある
“ありのまま” の純粋な光を
信じられないならば、
 
その原因は、
 
心の傷(トラウマ)、
我慢が多い人生だったり、
エゴが強すぎて捉われていたり、
固定観念
強い思い込み
周囲の(ネガティブな)環境
あなたを支配し、コントロールしようとする存在
 
これらにあります。
 
これらから、あなたは身を守るため
『心のよろい』や『心の壁』を作ったのですが、
 
しかし今度は皮肉なことに、
それがあなたの心眼をふさいだため、
あなたには見えないのです。本当のあなたが。
 
つまり、あなた自身の心(エゴ)が、
あなたの本質を、
“ありのままの自分”を、見誤らせているのです。
  
   
(※ただし、『エゴ』は
肉体を守るために必要な生存本能から来る
感情であり、いのちを永らえるために必要なので、
生きている限り、消えてなくなる日は来ません。)
  
   
   
あなたが『エゴ』を受け入れ、
そっと横に置いたとき。
  
あなたは本当のあなたを見つける事になります。
  
「あれ…、自分にもこんな部分があったのか…!」
  
純粋な、クリアな、穢れのない、
まっすぐな、
それはそれは見事なひかりです。
  
  
  
『ありのままの自分』。
 
何者からも、自分を守ろうとする必要のない、
決して消えない、
永遠の光が、
  
あなたの本質です。
  
以上、読んでくれてありがとう。
  
 
(それにしても、
こういう事を書くの、勇気が要るものですね…!
反応が怖いです。
 
今日はすんごい勇気を振り絞り、
伝えたくて書きました。)
 
 
この後もあなたにとって、いい一日でありますように…。
 
(※シェアについて。
私への事前確認のお気遣いなく、ですよ~。
どうぞ、必要に応じてもってって下さい。
ありがとう。(^o^))
 
つじようこ