こんな時、私達には何が出来るのか?
【今日だよ!(4/8 )とびこみ参加OK!
おはようございます、
辻耀子(つじようこ)です。
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いかがお過ごしでしょうか?
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いきなりですが、急ぎ、決めました。
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当・NPO法人日本レイキ協会では、
GW博多レイキイベントの収益金を
今回の熊本震災のための義捐金として
寄付したいと思います。
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ところで。
「こんな時、私達には何が出来るのか?」
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少し、私の話をさせて下さい。
(時間が許せば、ぜひ読んで下さいませ…!)
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昔、阪神大震災の時、
(当時の私は、大病をして闘病中だったのですが)
自分の事が情けなくなり、たまりませんでした。
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TVの向こう側の惨劇。
…それを観ながら、何も出来ることがないのです。
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ただただ、自分の動かない身体がそこにあるだけ…。
ベッドに寝たきり、何一つ出来ない…。
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そんなある日、タクシーで病院へ行きました。
私はつい、タクシーの運転手さんに
ぼやきました。
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「私は毎日ただ寝てるだけです…。
闘病以外、何もしていない…。
誰の役にも立ってない…。でも動けない…。」
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そうしたら、タクシーの運転手さんが、
こう言いました。
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「おねえちゃん、自分の事を情けないと思うなら、
いっぺん考えてみ。
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もしも全員が、現地へボランティアへ行ったなら?
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想像してみぃよ。
コンビニで働く人もボランティアへ行ったなら?
コンビニで売るパン作る人も
ボランティアへ行ったなら?
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水作ってる人も、全員が現地に行ったなら?
コンビニに物を運ぶトラックの運ちゃんも、
仕事休んでボランティアに行ったなら?
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誰が農作物を作るねん?
誰が製品を作るねん?
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想像してみぃよ。
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今の持ち場を守る人がいなければ、
被災地へ届けるためのモノも食料の供給も、
全てがストップしてしまうねんで?
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…そう考えるとな、
現地へ入って、復旧のお手伝いをするのと
同等に尊いのは、
今日も、おっちゃんがタクシーの仕事をすること。
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おねぇちゃんが、自分の持ち場で、自分の事を
すること。病気治しに専念すること。
いつもと同じ事をちゃんとこなすこと。
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これなんやで?
これこそが、被災地に対する『後方支援』に
なるねんで?」
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…私の気持ちがどれほどホッとしたか、
分かりません。
涙が出ました。
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そんなわけで…。
我々が今日も自分の持ち場で、
自分がやるべき行為を行ない、
モノを買い、いつもと変わらぬ日常を送ること。
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被災地以外のみんながそれを行なう事こそ、
「現場に入って、今必要な作業を行なうこと」
と同じくらいに重要なことだと私は確信します。
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気休めではありません、これは真実です。
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各自の持ち場を守ることにより、
日本列島の『循環』がスムーズに行くために
手を貸しましょうヨ。
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あなたの住む地域で、お金を使ってください。
そうすれば、日本の経済が滞らずに巡りますから。
めぐり巡って、被災地へも恩恵が行きますから。
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みんながそれぞれの場所で
「いつもと変わらぬこと」をした結果、
被災地への物資の輸送や復旧、復興も
綺麗に連動しますから…!
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そこに協力していきませんか。
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というわけで…。
今日も和言愛語で、目の前の事をていねいに…。
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(あ!もちろん、それ以上の事が出来る人は、
ぜひやれると最高ですよね…!
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…2011年の東北大震災の時には、
東京講師の鈴木伸子さんが
避難所までレイキボランティアヘ
行ってくれたものでした。
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他のみんなも、できる範囲の事をしたものでした。
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そんな一連の出来事、何度も思い出してる
今日このごろです。
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(今回は、ひとまず福岡の収益金を、
師範のみんなを代表して、寄付しますね!)
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改めまして、仲間でいて下さり
いつもありがとう。
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今生きている魂にも、
このたびの震災で亡くなられた魂にも、
祈りを送り、今日をスタートします。
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今日もあなたと、あなたの大切な人にとって
おだやかな一日でありますように…。
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つじようこより