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『判断と心の自由』-4 「お互いに目指している 着地点(目標)が違う!と気づいた時には?」

さぁ、まずは 『判断と心の自由』1~3話 までのまとめ。
 
「もしも人生でうまくいかない事があるなら、
まずは、自分の判断(ジャッジ)に気づこうよ!
 
なぜなら、気づく事が、
『心の自由への入り口』だからだよ?
 
誰もがみんな『判断』があるよ。
そして、どう『判断』するかによって、
私達の『気持ち』や『感覚』は連動して動くんだよ?
 
『判断』により、
気分が軽やかになったり、
深刻になったり、
身体が軽くなったり
だるくなったり…、
 
こんな風に、『気持ち』や『感覚』が連動して変わるんだよ?
 
つまり、『判断に気づく』というのは、
自分の心の『枠』(制限)や
心の『壁』(ブロック)に気づく、
というのと同じ意味。
 
気づくと、自分の心の『枠』や『壁』に
風穴が開くんだよ?
あなたの視野が広がり、選択肢が増えるよ?
 
つまり、『判断』に気づくと、
あなたは、あなたをがんじがらめにしている
『思考の枠』の外に出られる
チャンスを手に入れるよ?
 
なぜなら、自由って、
『チョイスがある』って事だからね。」
 
「もしも人生で不自由だったり、
うまくいかない事があるならば、
 
あなた自身の『正しさ』や『判断』を
あえて疑ってみようか?」
 
「なぜなら、『判断』に気づいていない時、
あなたの視野は非常に狭くなり、
選択肢がなくなっているからね。
 
(でも、あなたはその事に気づけていないんだ。)
 
…そんな時、あなたは不自由だし
きゅうくつさを感じてつらくなるはず。
 
それに、他の人の『正しさ』や『判断』と
思いっきりぶつかっているかもしれない。
 
だからね、まず
『自分の判断』に気づくことって
 
人生をさらにのびやかに舵取りしていくために、
一番最初にすべきことなのよ~。
 
だってね、これがいわゆる
『自分の枠から出る』
『自分の器を広げる』ための、第一歩だから。
 
やればやるほど、
あなたの心は解放される。
 
自分がどう生きたいのかも、
何が好きで、何を大切にしたいのかも、
ぜーんぶハッキリ見えてくるよ!(^o^)」
 
これが、私が伝えたかった事!
 
ガンコな人に対し、どのようにすればいい?
という工夫についても、1~3でお伝えしました♪
 
 
 
◆さぁっ。ここからが今回の内容。
『判断と心の自由』-4 のはじまり、はじまり~!
 
では、次のケースを見てみましょう。
「ああ、そもそも我々は、お互いに目指している
着地点(目標)が違う!」
 
ここに気づいてしまった時には…?
 
ガーン!ショックですね…!!!
めちゃくちゃショック!
 
ちなみにこのケース、どうしたらいいと思います…?
あなたなら、どう解決します…?
 
(今から伝える事は、ちょっと読むのがつらいかも…。)
 
あのね…、この場合にはね、
あなたは勇気を持って、
「この案件については、我々はずっと(今後も意見が)噛み合わないのだ」
「そもそも、同じ山のてっぺんを目指していなかったのだ」
という現実を、受け入れるしかないのです。
 
こちらのケースも、まずは
その案件に関わる全ての人の意見を、
『話し合い』のテーブルに載せるのが理想的ですよね。
 
その上で、
「ああ、お互いに違う方向を向いている…」
「違う成果を思い描いている…」
 
と、双方が確認できたなら、おのずと
その後の展開や流れは決まってきます。
 
もしもどちらかが、相手を自分の意見と
行きたい方向に従わせようとするならば、
 
もう一人は、
『その人らしくない道』
を歩むことになってしまいます。
 
もしも相手が、あなたを不本意な方向へ
コントロールしようとし、従わせようとするならば、
 
あなたはいずれ、将来的に、
その人から離れることになるでしょう。
 
(そうしなければ、どんどん生きづらくなり、
きゅうくつさを感じるからです。)
 
(それでも自分で自分をごまかし、
「これが自分の進みたかった方向なんだ!」
と自分に言い聞かせ、自分に嘘をついていると、
やがてうつ病や体調不良、病気になることも。)
 
(もしくは、ストレスと不満が蓄積し、やがて
それが間違った方向の怒りへと噴出して、
相手を恨んだり、憎んだりするかもしれません…。)
 
(逆もまたしかり、です。
 
あなたが今回、相手を説得し、
あなたの意見に従わせたとすれば、
一時的には、事は丸く納まるかもしれません。
 
…が。それによって、
『相手との関係性にヒビが入る』という事です。
 
それは近い将来、また別の出来事によって
どんどんハッキリと浮き彫りになるでしょう。)
 
「うわ~、辻さんっ。これ、見もフタもない…。
ダメパターンじゃないですか…!
 
じゃあ、そもそも意見の出し合いなどしないほうが
かえって何事も起こらず、無難なのでは…?」
 
でも、…そうでしょうか? そううまく無難にいくでしょうか?
 
もしもあなたが、ガンコすぎる相手に対し、
あなたの意見を言うという事にさえトライせず、
『話し合い』のテーブルに『自分の思い、意見』を載せないのならば…、
 
そして、心の中だけでこっそりと、
 
「どうせ言ってもダメに決まってるから」
「あの人は聴く耳を持たないから」
「どうせガンコだし」
 
と諦める…というのならば…。
 
あまりにも、あなたの人生が
つらくなると思うのですよ…。
 
だからね、たとえ双方にとって
 
ショッキングな事実が判明する事になるとしても、
 
もしも絶対にゆずれない案件であれば、
(もしも人生上で非常に大切な案件でれば、)
 
あなたもちゃんと、
『全身・全霊で』相手に意見を伝えるべきなのです。
 
行き当たりばったり、ではなく、慎重に、です。
 
「慎重に」 というのは、
言葉を選び、スピーチ原稿を作り、
決してしくじらないように準備をしてから伝える、という事です。
 
大切な会議の場では、プレゼンテーション用の
原稿や資料を事前に用意しますよね?
 
プライベートな話し合いの時でも、
それぐらい 『真剣に』 事前準備をしてから
トライするといいと思うのです。
 
決して、『売り言葉に買い言葉』で
ののしりあいやケンカにならないように、です。
 
(人生上の大切な議題で、ケンカになったら、
本当にアウトです。
 
取り返しのつかない事に発展してしまう怖れがあるからです…!)
 
 
というわけで。
伝える時には、「こうするといいよ」というコツが存在しますので、
ぜひ覚えておいて活用してみて下さいナ!
 
 
◆コツ・1) 事前に原稿(手紙)を作成する
 
◆コツ・2) 必ず原稿の冒頭部分には、
「なぜ、何のために、今からこの事をつたえるのか?」(=目的)を書く
 
※これ、なぜだかわかります? 理由はカンタン。
いきなり『あなたの意見』を伝えたら、真正面からぶつかり、
相手はあなたから『攻撃された!』と(誤解して)受け止めるからです。
 
そうなると、一気に場の雰囲気が険悪になり、
いい話し合いにならない・失敗する確率が高いです。
それでは本末転倒!もったいないですよね…!)
 
◆コツ・3 アイメッセージの文型で書く
 
(アイメッセージの文型とは?
「私は~~すると、(出来ると)とても幸せ」
 
「私は~~だったなら最高に嬉しい」
 
「私は~~へ行けたら(進めたら)ワクワクする!」というように、
『私は~~』で始まる文型のことです。)
 
◆コツ・4 必ず感情(気持ち)を表現の中に盛り込む
 
上の例文で言えば、
単に、「私は~~したい」ではなく、
「私は~~すると、(出来ると)『とても幸せ』」
 
「私は~~だったなら、と思う」ではなく、
「私は~~だったなら『最高に嬉しい』」
 
「私は~~へ行きたい(進みたい)」ではなく、
「私は~~へ行けたら(進めたら)『ワクワクする!』」 というように、
感情表現を盛り込みましょう。
 
 
…なぜか、理由は分かりますよね?
『幸せ』 『嬉しい』 『ワクワクする』 『きっと楽しめる』
…などを入れるほうが、断然、相手にあなたの気持ちが伝わるからです。
 
(気持ちが伝われば伝わるほど、相手の心はグッときます。)
 
 
 
さぁ。あなたの意見をテーブルの上に出しました。
相手も意見を言いました。
 
意見が食い違っています。
しかも今回の場合、『目的地』(目指すもの)が違う、という事が
ハッキリと分かってしまったのです。
 
…どうしよう…。

実際、これが旅ならばどうしますか。
そうなんです、いさぎよく、ここでお別れなのです。
 
会社であれば、終了(転職)です。
結婚生活であれば、離婚(別居)です。
人間関係も、ここで「さようなら」です。
 
ただ、「いつ?」に関しては、今すぐ別れなくても
いい場合もあるでしょう。
 
双方の気持ちを確認&尊重した上で、譲歩しあい、傷を負わずに
別れられたら理想的ですよね。
 
(しかし、なかなか現実には そういかないもんだよね…。
そこがつらいところ。)
 
頭で分かっているのに、ついやってしまう我々…。
(大人になっても、いくつになっても、子供帰りしてしまう時があるものです。)
 
で、話し合い、しくじった時には、
 
「やむなく逃げる!」「トンズラ!」
「追う!」「泣きながら引き止める」
「相手に押し切られ、妥協してしまい、自分を曲げるはめに…」
「ののしりあい、大炎上!」「最後は殴り合いの大ゲンカ!」
 
こんな結末になってしまいます。
 
でもね、その場合には、
少し時間が経ってからでいいので、
思い出して下さい。
 
なぜ、子供帰りしてしまったのか。
(子供帰り、すなわちブチ切れたり、
みっともないほど泣いたり、わめいたり、すがったり、
ストーカーっぽくなってしまったり、嫌な態度を取ったり、
ののしりまくったり、ボコボコにしてしまったのか。)
 
 
あなたにとって、相手は『取るに足らない人』ではなかったのです。
 
 
だから、『目的地が違っていたのだ』という事によって
心がグラグラに揺さぶられてしまい、
「くぅぅぅ…!ええいっ、いっそ憎んでやる!」
「恨み倒してやる!」となったのだけれど。
 
「相手を好きかどうか?」「大切かどうか?」と、
『行き先の違い』(目指す方向性の違い、目的地の違い)は、
実は無関係。
 
お互いに好きでも、お互いに尊重しあってても、
行き先が噛み合わない事は、残念ながらあるのですね…。
 
「海に行きたいあなた」 と 「山に行きたい相手」。
 
どちらも、間違っていない。
 
だから、「海と山、どちらが正しいか?」「どちらが素晴らしいか?」
「どちらが、相手を説得し、ねじ伏せて言う事を聞かせるか?」
 
ではなく、
 
お互いのガンコを尊重しあい、
勇気を持って自分の人生を尊重できた時に、
 
いつか必ず
「ああ、これでよかったんだ、全部」
と、ハラの底から納得出来る日が来るものなのだなぁ。
 
『判断と心の自由』の関係性を、ガッツリ理解して、
「心が不自由だなぁ」と思った時には、
ここを読み返してみて下さい♪
 
あなたのさらなる可能性と、のびやかな明日を、
引き続き応援しています…!(^o^) つじようこ